7/4(木) シンガポール〜セイシェル(マヘ島〜バード島)

HMの出発時刻は0:35。夜行便である。しかも1週間に1往復しか飛ばないという貴重な便(?)で、水曜日出発で翌週水曜日帰着という変則的な日程になったのはこの路線に因るものなのです。

セイシェル行の飛行機はB767。普通と言えば普通(^^;。乗客はセイシェルに観光に行くというより、セイシェルに帰るという感じの人が多い。意外と言えば意外だった。

出発すると、時間が時間だけにないだろう。。。と思っていた機内食が出た。さっきうどんパスタを食べたのが悔やまれる。ということで空腹でないのでメインだけ食する。

食事が終わり、もう本来なら寝ている時刻。寝なきゃなあと思っていると、それに合わせてくれたかのように室内が減光する(^^;。てことで仮眠仮眠。

現地時間の3:00頃(日本との時差は-5時間)、セイシェル国際空港のあるマヘ島に近づき、着陸直前にセイシェルの首都ビクトリアの中心街上空を通る。こんな夜中にジェット機が市街地上空を飛ぶなんて、日本では考えられないことだが、おおらかというかなんというか(^^;。で、無事到着。

空港は成田やチャンギとは比べものにならないくらいこじんまりしており、空港というより市場みたいな感じ。珍しい日本からの客だからか、入国審査にちょっと時間がかかったが無事入国手続完了。パスポートに押す査証のスタンプがココデメール(セイシェル名産?の双子椰子)型なのが面白い。

さて次は預けた荷物の受け取りだが、バゲッジクレームのベルト付近にはカートを持った人たちですごい人だかり。人をかき分けベルトの近くに行って待つが、やってくる荷物はダンボールに入った電気製品らしき物ばかり。「こりゃ貨物便かあ???」などと思いつつ、成田でのチェックイン時にちょっとゴタゴタしたし、なかなか自分たちの荷物が出てこないのが不安になってくる。

2〜30分くらい待った後、ようやく自分たちの荷物が出てきてまずは一安心(^^;。

到着口を出ると現地の日本人係員がお出迎えして下さり、マイクロバスでホテルへ。走り出して気が付いたんですが、セイシェルって左側通行なんですね。走っていて違和感がないので日本から10000kmも離れた外国にいると思えない(^^;。

マイクロバスは首都ビクトリアの中心街を通り、峠を越えてホテルに到着。

到着してもまだやることはある。この日に行くバード島は1人10kgまでという荷物制限があり、スーツケースを抱えては行けない。なので必要な物はバッグに入れ、スーツケースは置いて行かなければならないのである。欲張ってあれもこれもバッグに入れると何か10kgを越えているような気がして(^^;物を減らしたりとかしているうちに意外に時間が掛かってしまった。

ようやく荷物入れ替えが終わり、シャワーを浴び終わるともう6:30、外は明るくなっていた。。。

迎えに来てくれる時刻までまだ時間があるので、とりあえず寝る。

8:30に起床し、ホテルのレストランで朝食。部屋に戻って支度をしていると突然部屋の電話が鳴り、びっくりして取るといきなり「Whenなんちゃれbusなんちゃれ?」と聞かれ、何を言ってるのか分からなかったけど、Whenとbusで迎えの時刻を聞いているんだろうと想像し、9:55だと答えたら納得したようなので合ってたらしい(^^;。

予定よりちょっと早めに迎えのマイクロバスが来た。別のホテルに寄って他の客を拾いながら再び空港に向かう。

空港で再び日本人係員が出迎えて下さり、空港内の警察にスーツケースを預ける。バード島行飛行機のチェックインを済ませ、ゲートで荷物チェックを行うが、重量を量った様子がない。案外いいかげんやな(^^;。

バード島行の飛行機はDHC-8という20人乗りの小さなプロペラ機。通路を歩くとき背を屈めないと天井に頭をぶつけるという狭さ。操縦席もパイロットも丸見え。そんな飛行機にほぼ満員の乗客を乗せて離陸。

30分程でバード島の上空に差し掛かる。これは予習して知っていたのだが、バード島の滑走路は土が踏み固められているだけの未舗装で、ちゃんと止まれるんかいなと不安になっていたが、もちろん飛行機はちゃんと着陸した。でも減速し終わったときに乗客から拍手が沸き起こっていたが(^^;。

バード島
飛行機から見たバード島。島の右上の辺が滑走路。

バード島は、ロッジとそのスタッフの住宅だけしかないという完全なる観光の島で、その名の通り5〜10月にかけて何百万羽とも言われる鳥たちがやってくるという特徴のある島である。

飛行機を降りるとロッジのスタッフが飛行機の乗客(すなわちロッジ泊の客)をロッジのフロントへ案内する。ここでチェックインや食事やイベントの時間等の説明がなされ、客はアサインされたそれぞれのロッジへ向かう。

ロッジはガラスも鍵もない超開放的な建物。島にいるのはロッジの宿泊客とスタッフだけだし、島への交通手段は1日に1便の飛行機だけという孤島なので治安的には問題はないんだろうけど(^^;。

ロッジ
泊まったロッジ。私が鋭意くつろぎちう(^^;。

ロッジからちょっとだけ歩いたところに海岸があるので行ってみる。をを、エメラルドブルーの海に白い砂! ちょっと波は高いけど、まあそれはご愛嬌(?)。天気も良く、日光がジリジリと肌に突き刺し、さらに白い砂に反射してサングラスをしないと眩しくていられない。なんか久しぶりに夏の南の海というものを目の当たりにしたという感じだった。

その後、フロント横にあるレストランでお昼ごはん。ごはんを食べたら島を探検しようということでロッジに戻り、泳げる格好をして準備していたら突然スコールが降り出した。さっきまであんなに天気が良かったのに、さすが南国は違う。仕方がないので雨が止むまでロッジにて待機。

さほど待つこともなく雨が小降りになったので出発。まずはさっき行った海岸から島の北端目指して砂地を歩き始める。しかし砂地で歩きにくいからか、景色がずっと変わらないからか、本当に遠いからか、なかなか北端に辿り着かない。だんだんいやになってきたので、島の内部に入ると、鳥たちのコロニーを見られる展望台に通じる道を発見。でも展望台に着く前から周りは鳥だらけで、ちょうど卵を孵そうとしている時期でとても警戒しており、単にそばを通っただけで、こちらに向かってギャーギャーわめく。「大丈夫大丈夫、何もしないって」と鳥をなだめ(通じないって^^;)、展望台へ立つ。

展望台から見る景色はもう非日常的な世界。地面に鳥が敷き詰められていると言ってもいいくらいのものすごい鳥の数。日本野鳥の会でもこれは何羽いるか数えられないんではと思う(^^;。

鳥のコロニー
展望台より鳥のコロニーを望む。地面には鳥がいぱーい!

今度は反対の東側の海岸へ行ってみようということで、それらしき方向へ歩き始めるが、行けども行けども森の中でなかなか海岸に出て行けない。さほど広くない島なのにほとんど迷子状態になっていると突然森がなくなり、広い空間に出た。なんだこの無駄に広い空間は?と思った直後、そこは滑走路だということに気がついた(^^;。すなわち東側ではなく南側に向かってしまっていたのだった。

滑走路を横切った先にある南側の海岸を見た後、引き返して今度こそ東側の海岸を目指す。ようやく東側の海岸に出ると、遥か先に島の北端が見える。見えるとなると行かなければならない(^^;。

砂地をトボトボと歩き、北端に到着。東側と西側の波が複雑に絡み合い、サッカーのベッカム選手の髪型みたいな波が出来てた(^^;。

海岸
バード島北端より、今まで歩いてきた南方向を望む。

北端滞在もそこそこに、ロッジに向かって引き返す。

16:00からネイチャーツアーという、島の自然を観察するイベントをしてくれるみたいなので参加してみる。イベントには私たちを含めて8〜9人くらい参加していたはず。

ツアーがスタートしてすぐ、フロントの建屋の横に齢200年とも言われるゾウガメのエスメラルダちゃんがおり、草をムシャムシャ食べていた。体長が1mくらいあって大きいのだがすごく愛らしい(^^)。このエスメラルダちゃん、このバード島に住んでいるというのは予め知っていたのでぜひとも会ってみたいな〜と思っていたのだが、まさかこんな簡単に会えるとは(^^;。

その後、ロッジのスタッフの人が島にいる植物や鳥について説明しながらロッジ周辺を歩いて案内してくれ、鳥のコロニー手前で解散。歩いて数分行けば展望台があるよ〜とスタッフが言ってたが、この前に既に行ってるのでロッジに戻る(^^;。

シャワーを浴びたりしているうちに夕暮れが迫ってくる。そう松田聖子の「セイシェルの夕陽」などに歌われた、本物のセイシェルの夕陽の時間である。昼間に行ったときは誰もいなかった海岸にも何組かの人影が見える。

ちょっと雲はかかっており、太陽は顔を出したり隠れたり。それでもその美しさは十分に感じられ、そんな中夕陽に向かって「セイシェルの夕陽」を小声で熱唱する(爆)。

セイシェルの夕陽
セイシェルの夕陽〜。

このままだと夕陽が海に沈んでいくところが見られるかと期待したが、海に沈む前に雲に隠れてしまい、そのまま日没。ちょっと不完全燃焼だったが、十分にその美しさは堪能できた。

まだ夕食までには時間があるのでロッジに戻ると、なんか眠くなってくる。日本では今は夜半近く。心はセイシェルでも体はまだ日本なんでしょうか。逆らわずに仮眠する(^^;。

20:00になり、さて夕食に行くかとフロント横のレストランに向かおうとロッジの外に出ると、なんと真っ暗でレストランまでの道が見えない!(^^; たまたま持っていたペンライトのおかげで事なきを得ましたが。。。

レストランに着くと、まだ食事をしている人は少数。みんな隣のバーで一杯やってからおもむろに食事を開始するというスタンスか。20時きっかりに来て食事だけきっかり済ませてきっかり帰っていくのって私たちだけ!?(^^;

食事も終わってロッジに帰っても、テレビはないし、やることはないし暇だし眠いので、さっさと寝ることにする。で、前述したように超開放的な部屋なので、虫やヤモリがどんどん入ってくるし、寝るときどうしようかと思っていたら、なんと蚊取り線香が置いてあった(^^;。蚊取り線香に火を点け、ベッドの天蓋を蚊帳にしておやすみなさい。

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